2016.12.15
いいホールの条件の第1は、ボールをどこに打つかによっていいスコアの確率が違ってくるという戦略性が設定されています。
その戦略を正解するには距離と方向が大切になりますが、右へドッグレッグしている8番ホールでは、第1打をどれぐらい飛ばし、残りを何番のクラブでピンを攻めるのかをティグラウンドで素早く計算した上でのゲームプランニングが必要です。
それによって右へ打つのか左へ打つのかが決定される。左例は下りながら広いラフが設定されているので、安全を考えるなら左から遠回りして攻めたほうがいいでしょう。
右からカットして長打を期待した攻め方は、場合によっては右側の法面や法面の裾につくられたグラスバンカーにつかまって思うような次打を打てないリスクが考えられる。250ヤード飛ばすのか200ヤードに抑えて攻めるのか、その人の能力と技術によって攻める方向が右か左かが変ってくる戦略的なホールです。一段高く上ったグリーンは意外に距離を必要とし、大き目に大胆に攻めることを求めています。
戦略的な意味合いでの濃いホールで、しかもフェアウェイが左に傾いて落ちているのでショットを狂わせやすい。それらのことを十分に熟知した上でティショットを決めるべきでしょう